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PHP-CLI#

Lagoonの php-cli Dockerイメージです。Lagoonの php-fpmイメージを基に、日常的な操作に必要なコマンドラインツールが全て揃っています。

cliイメージから起動されたコンテナ(またはポッド)はComposerやNode.jsベースのプロジェクトのコードを構築する責任があります。

また、このイメージにはMariaDBとPostgreSQLの両方のデータベースcliが含まれています。

情報

このDockerfileは、Lagoon内でcliが必要な場合に基本として使用することを意図しています。

サポートされているバージョン#

  • 7.3(互換性のために利用可能、公式サポートは終了) - uselagoon/php-7.3-cli
  • 7.4(互換性のために利用可能、公式サポートは終了) - uselagoon/php-7.4-cli
  • 8.0(互換性のために利用可能、公式サポートは終了) - uselagoon/php-8.0-cli
  • 8.1 Dockerfile(2024年11月までセキュリティサポート) - uselagoon/php-8.1-cli
  • 8.2 Dockerfile(2025年12月までセキュリティサポート) - uselagoon/php-8.2-cli
  • 8.3 Dockerfile (2026年12月までのセキュリティサポート) - uselagoon/php-8.3-cli

すべてのPHPバージョンは、それぞれのDockerfilesを使用します。

Lagoonの適応#

このイメージはLagoonで使用するために準備されています。そのため、すでにいくつかの事項が完了しています:

  • フォルダの権限は、fix-permissionsで自動的に適応されるため、このイメージはランダムなユーザーで動作します。
  • COMPOSER_ALLOW_SUPERUSER=1は、rootとしてのComposerの使用に関する警告を削除します。
  • 80-shell-timeout.shスクリプトは、コンテナがKubernetes環境で実行されているかどうかを確認し、その後、アイドルcliポッドに10分のタイムアウトを設定します。
  • cliコンテナは、Lagoonによって注入されたSSHキーまたはSSH_PRIVATE_KEY環境変数に定義されたSSHキーを使用します。

含まれるCLIツール#

含まれるCLIツールは次のとおりです:

Node.jsバージョンの変更#

デフォルトでは、このイメージにはnodejs-currentパッケージ(2022年3月時点でv17)が付属しています。別のバージョンが必要な場合は、現在のバージョンを削除して選択したバージョンをインストールできます。例えば、Node.js 16をインストールするには、dockerfileを以下のように修正します。

Node.jsバージョンの更新
RUN apk del nodejs-current \
    && apk add --no-cache nodejs=~16

環境変数#

いくつかのオプションは環境変数を介して設定可能です。php-fpm環境変数も適用されます。

名前 デフォルト 説明
MARIADB_MAX_ALLOWED_PACKET 64M MySqlクライアントの最大許容パケットを制御します。